スペイン語で「わかりません」「知らないです」色々なシチュエーションに合わせた表現

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¡Hola a todos!

My Spanish Schoolリチです🙋‍♂️

今回は訳すと、全てが日本語の「わかりません」になるフレーズを紹介します。

でも意味やニュアンスが少しずつ違って「理解できない」「知らない」など、

相手に何か聞かれたりして何て言ったらいいかわからない時に使えるフレーズを見ていきます。

複数紹介しますが、ほとんどが「No…」から始まって共通点があるので覚えやすいです!

ちなみに他の記事で見たフレーズと一緒に使う方法なども見ていきます。

動画でも簡単に解説しているので是非チェックしてみてくださいね↓

目次

「理解できない」になるフレーズ

まずは言っていることや、状況が理解できない時に使うものです。

「理解できないなので否定ですよね。なので「No…」から始まります。

No entiendo

No entiendo
ノ エンティエンド
理解できない

💡直訳は「理解できない」「わからない」になるフレーズです。

否定の「No」「(私が)理解する」という意味の「Entiendo」が来るだけなのでシンプルですよね!

単体であれば実際カジュアルやフォーマルは関係ないフレーズです。

一番スタンダードなフレーズでもあります。

🚩更にこのフレーズは以前紹介した、「もう一回言ってくれますか?」になるフレーズと組み合わせる事ができます。

そうすると例えば:

No entiendo, ¿puedes repetirlo por favor?

ノ エンティエンド プエデス レペティルロ ポル ファボール

わからないからもう一回言ってくれる?

という意味になります。

こうするとカジュアルな形なので、目上の人に対して言うならちょっと変わってきますが、

その違いなども記事では細かく説明していますし、別のバリエーションもあって、

どれもこの「No entiendo」の後に付けるだけなので是非そちらも合わせて覚えてみてください。

No comprendo

これも「理解できない」の意味で「わかりません」になるフレーズです…が!

ちょっとニュアンスが変わります。

No comprendo
ノ コンプレンド
理解できない/納得できない
スペイン語で-納得できない

💡このフレーズの直訳も「理解する」になる「Comprendo」「No」で否定しています。

このフレーズもカジュアルとフォーマルは関係なく使えます。

「Comprendo」「Entiendo」の同義語でもありますが、この場合、「理解する」という意味だけではなく、「納得する」という意味も含まれている動詞なんですね。

ニュアンス的に理解の深さの違いがあって「Comprendo」は「Entiendo」より深く理解している=納得するという感じなので、

🚩使い分けるなら例えば:

何かニュースを見ていて、アナウンサーの話すスピードが速かったり、知らない言葉が出てきて理解できない時「No entiendo」

そのニュースの内容が衝撃過ぎて、悲惨すぎて、「どうしてこんなことになったんだ😔」と感じた時の「理解できない」「No comprendo」を使う感じです。

ロジカルなシチュエーションの「理解できない」は「No entiendo」
感情も関係してくるシチュエーションでの「理解できない」は「No comprendo」

と覚えるといいかもです。(感覚の話なので細かいですが😅)

「知らない」になるフレーズ

今度は「知らない」という意味で「わかりません」になるものです。

先程とは少し違うのが、この場合、知識や情報、人の事などについて「知らない」や「存じ上げない」という意味で「わかりません」と言う時です。

No sé

これも「No」から始まります。

No sé
ノ セ
知らない

短いですよね!

💡このフレーズは原型が「Saber」の動詞活用「(私は)知っている」という意味の「Sé」「No」で否定しています。

このフレーズもカジュアルとフォーマル関係なく使えます。

発音のポイントとして、「séにアクセントマークが付いていますよね。なのでそこを強調して、少し伸ばす感じで発音すると自然に聞こえます。

🚩実践的な使える例として:

道を聞かれたけど知らない時

No sé, lo siento

ノ セ ロ スィエント

わからないです、ごめんなさい

と言うことが出来ます。

「No sé」だけだと少しそっけなく聞こえるかもしれないので、謝罪フレーズでも紹介した、「ごめんなさい」という意味の「Lo siento」を付け足すと丁寧で親切な言い方になります。

この「Lo siento」や他のバリエーションのフレーズは、この項目で紹介されるフレーズ全てに付け足すことが出来て、

むしろ付け足すと礼儀正しくて親切な表現になるので是非合わせて使ってみてください!

No lo sé

このフレーズの使い方は先程のと似ていますが、使えるシチュエーションが少し変わってきます。

No lo sé
ノ ロ セ
(それは)知らない

💡先程のフレーズに「lo」が入りました。これは目的格人称代名詞というもので、話の内容や出来事など、名詞では表現できないものを指すので「それは/それについて」の意味になります。

なのでこのフレーズを使うシチュエーションとしては、特定の事について「知ってる?」と聞かれた時「それについては知らない」と答えられるものです。

ただ使い方が少し限られてしまうので、一つだけ覚えるなら先程の「No sé」をおススメします。

このフレーズにも謝罪のフレーズを付け足すと親切になります。

No conozco

意味は同じ「知らない」ですが、ニュアンスがちょっと違うものです。

No conozco
ノ コノスコ
(体験的に)知らない
スペイン語-知らない

💡この「Conozco」「sé」と同じ「(私は)知っている」という意味ですが、訳にもあるように「体験的に知っている」という意味の動詞なんですね。人や場所など実際に会って、行って「知っている」「行ったことがある」と言いたい時に使えます。

🚩例えば「東京」について聞かれた時に、

「東京」という場所についての知識や情報を知らない時「No lo sé」

「東京」実際に行ったことがないから知らないと言いたい時「No conozco」

なので違いをまとめると:

知識や情報として「知らない」は「No sé」や「 No lo sé」
人や場所など実際に会ったことがない、行ったことがない「知らない」は、「No conozco」

と覚えてみてください!

丁寧な「知らない」になるフレーズ

次に丁寧な「知らない」という意味で「わかりません」と言えるものです。

要するに先程と同じ意味ですが、ここでは丁寧でネイティブっぽく「知らない」「存じ上げません」と言えるようになります

その代わり難易度が少し上がりますのでご了承下さい😅

No sabría decirte

カジュアル
No sabría decirte
ノ サブリア デスィルテ
何とも言えない
フォーマル
No sabría decirle
ノ サブリア デスィルレ
何とも言えません
スペイン語で-何とも言えない

少し長くなりましたよね

💡このフレーズの直訳は実際「何とも言えない」で、ニュアンスとしては「(知らないので)何とも言えない」になります。

なので「わかりません」「存じ上げません」として使われるんですね。

更にカジュアルとフォーマルに分かれます。

実際カジュアルな方だけでもかなり丁寧ですが、目上の人に対して言う時は最後の「te」「le」に変えてフォーマルな言い方にします。

🚩このフレーズの使い方を簡単に例えると:

まず、先程と同じ場面を想像してみてください

道を聞かれてどうしても知らない時です。

そんな時に言うと:

No sabría decirte

ノ サブリア デスィルテ

いやぁ~知らないのでなんと言ったらいいか・・😅

のニュアンスになるんです。

こうすると高確率で

No hay problema

ノ アイ プロブレマ

あ!大丈夫ですよ

と言われるはずです。

なので凄いナチュラルなんです!

ただ、難しいと感じてしまうなら、先程の「No sé」と同じ意味なので、短くてカジュアルとフォーマルは意識しなくて大丈夫な 「No sé」 をまず覚えてみてください。

🚩これにも「ごめんなさい」になるフレーズを付け足して更に親切にすることもできるんです。

No sabría decirte, lo siento

ノ サブリア デスィルテ ロ スィエント

何とも言えない、ごめんね

になります。是非使ってみてください!

「さあね」になるフレーズ

丁寧な「わかりません」を紹介した後は、ラフでちょっと無責任に聞こえてしまうかもしれない「さあね」になるフレーズを紹介します。

もちろん使うシチュエーションや相手を考慮する必要がありますが、ネイティブはよく使います。

Quien sabe

Quien sabe
キエン サベ
さあ?/さあね
スペイン語で-さあ

💡このフレーズの直訳はちょっと特殊で「誰が知ってるの?」です。

使う時のニュアンスとしては「もしかしたらそうかも…そうじゃないかも」「さあ?/さあね」で、直訳を考えてしまうとややこしくなるので決まり文句として覚えちゃってください!

カジュアルとフォーマルには分かれませんが、真面目なシチュエーションで目上の人に対して言ってしまうとちょっと無責任に聞こえてしまうかもしれないので、使う場面には注意が必要です。

Yo que sé

これも「さあ?」になるフレーズです。

Yo que sé
 ヨ ケ セ
私が知るわけない
スペイン語で-知るわけない

💡この直訳は「私が知っていることなんてある?」になって、これも特殊ですよね。

ニュアンスとしては日本語の「私が知るわけないじゃん🤷‍♂️」「知らんし…🤷‍♂️」のような使い方です。

もちろん目上の人に対しては言わない方がいいですし、仲の良い友達や家族との会話だったり、信頼している人にだけ使ってくださいね。

まとめ

使うシチュエーションやニュアンスは変わるけど全て「わかりません」になるもので、ほとんどは「No...」から始まる

「理解できない」になるフレーズ:

No entiendo
ノ エンティエンド
理解できない
No comprendo
ノ コンプレンド
理解できない/納得できない
ロジカルなシチュエーションの「理解できない」は「No entiendo」

感情も関係してくるシチュエーションでの「理解できない」は「No comprendo」

🚩使い分けの例:

何かニュースを見ていて、アナウンサーの話すスピードが速かったり、知らない言葉が出てきて理解できない時は「No entiendo」

そのニュースの内容が衝撃過ぎて、悲惨すぎて、「どうしてこんなことになったんだ😔」と感じた時の「理解できない」「No comprendo」を使う。

🚩「もう一回言ってくれますか?」になるフレーズを付け足すこともできる:

No entiendo, ¿puedes repetirlo por favor?

ノ エンティエンド プエデス レペティルロ ポル ファボール

わからないからもう一回言ってくれる?

「知らない」になるフレーズ:

どのフレーズにも謝罪フレーズになる「ごめんなさい」=「Lo siento」などを付け足すと親切な表現になる
No sé
ノ セ
知らない
No lo sé
ノ ロ セ
(それは)知らない
No conozco
ノ コノスコ
(体験的に)知らない
知識や情報として「知らない」は「No sé」や「 No lo sé」

人や場所など実際に会ったことがない、行ったことがないから「知らない」は「No conozco」

丁寧な「知らない」になるフレーズ:

カジュアル
No sabría decirte
ノ サブリア デスィルテ
直訳:(知らないので)何とも言えない
訳:なんて言ったらいいかわからない
フォーマル
No sabría decirle
ノ サブリア デスィルレ
直訳: (知らないので) 何とも言えません
訳:なんと言ったらいいかわかりません
・「No sé」と同じ意味でも、丁寧でネイティブっぽく「知らない」「存じ上げません」と言えるようになるフレーズ

・これにも「ごめんなさい」になる「Lo siento」などを付け足すと更に丁寧になる

「さあ?」「さあね」になるフレーズ:

Quien sabe
キエン サベ
直訳:誰が知ってるの?
訳:さあ?/さあね
Yo que sé
ヨ ケ セ
直訳:私が知っていることなんてある?
訳:私が知るわけない
この二つはラフでちょっと無責任にも聞こえてしまうかもしれないので、使うシチュエーションと相手を考えないといけない

今回はニュアンスの違いが色々あったり、特に丁寧な「わかりません」になるフレーズが少し難しかったかもしれませんが、

簡単な「No sé」の方から覚えたりして少しづつでも新しいことを学んでみてください!

どのフレーズだったら早速使えそうだと思いますか?是非コメント欄で教えてください!

ではまた!¡Hasta luego!

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