スペイン語で「奢るよ」「奢って」ネイティブが自然に使っているフレーズ

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¡Hola a todos!

My Spanish Schoolリチです🙋‍♂️

今回紹介する「奢るよ」「奢って」になるフレーズは言うまでもなく使えたらネイティブっぽいです!

特に「奢るよ」なんて自然に言えたら超カッコいいですよね😎

使うシチュエーションはどちらかというともうすでに少し仲がいい人同士で使うイメージかもしれませんが、

そんな時にも自然に言えるように覚えてみましょう!

発音が聞きたい方は動画もあるので是非チェックしてみてください↓

目次

「奢るよ」になるフレーズ

Te invito

まずは一番スタンダードで自然なフレーズです。

誰かをレストランなどに誘う時に使えるものです。

 カジュアル
Te invito
テ インビト
君に奢るよ
スペイン語で-君に-奢るよ
フォーマル
Le invito
レ インビト
あなたに奢りますよ

💡訳はそのまま「奢るよ」ですが、厳密に言うと「(君に / あなたに)奢るよ」になります。

このフレーズはカジュアルとフォーマルに分かれるので、目上の方に使うフォーマルの場合は最初の「Te」「Le」に変わります。

そしてこの「te」「le」の箇所が「君に」かフォーマルは「あなたに」の部分で、

特に注目してほしいのが、「奢るよ」に当たる「invito」の箇所で、これは実際、「招待する」という動詞なのです。

もちろんその通りの使い方で何か特別なイベントなどに「招待するよ」のニュアンスでも使えますが、

でもスペイン語ではこのフレーズをお金に関して使う時は「奢るよ(払うよ)」という意味になります。

ただこの曖昧さを軽減するための解決策も後で紹介します!

💡ちなみに複数人に対して言う時はちょっと変わって、カジュアルでもフォーマルでも:

Yo les invito
ヨ レス インビト
(あなたたちに)奢るよ/奢りますよ
スペイン語で-あなたたちに-奢るよ

こうなります。

色々変化してややこしいと思うかもしれませんが、特に使いそうなのから覚えてみてください。

💡次のフレーズを紹介する前に、文法的な事を少し話すと、

スペイン語は日本語に似ていて、主語をよく省略します。

そして主語というのはこの場合だと」に当たる「Yoが隠れているということです。

なので、

 カジュアル
Yo te invito
 テ インビト
私が君に奢るよ
フォーマル
Yo le invito
 レ インビト
私があなたに奢りますよ

と言う事もできます。

ネイティブはほとんどこの「Yo」を省略しますが、特に「自分があなたに奢ってあげたい」という意思を強調して伝えたい時は「Yo」を省略せずに使ったりもします。

なので、どうしても「私に奢らせて」🥺🙏という風に押したい時は主語入りで言ってみてください。

Yo invito

このフレーズは逆に主語になる「Yo」を入れて「君に/あなたに」になる「te/le」抜きで使います。

Yo invito
ヨ インビト
私が奢るよ/私が奢りますよ
スペイン語で-奢るよ

💡訳はそのまま「私が奢ります(払います)」です。これも「招待する」という動詞の活用ですが、このフレーズは特に「奢る、払う」の意味が強いです。

このフレーズが凄く便利である理由が2つあって、まず「君に/あなたに」と言ってないので、カジュアルやフォーマルに分けなくてもよくて、これ1つだけの形でどのシチュエーションでも使えますし、なんなら複数人にも使えます

さらに、注目するのは同じ所ですが、「君に(や)/あなたに」と言ってないことによって、今回の中でも一番直接的ではない「私が払います」になって、上から目線もほぼ感じない表現になります。

なので一つだけ覚えるならこのフレーズを一番オススメします!

Yo pago

先程のフレーズの「invito」の箇所は「招待」という意味でもあるので、

確実に「私が払う」という意味にしたい場合そこだけ変えて使えるフレーズがあります。

Yo pago
ヨ パゴ
私が払うよ/私が払います
スペイン語で-私が-払うよ

💡直訳は「私が払う」なので、これで曖昧さもなく、確実に「奢るよ」が伝わります。

一番いい使い方としては、先程紹介したフレーズに付け足すことができます。

🚩例えばお店に行く前に:

Te invito y yo pago

テ インビト イ ヨ パゴ

君を招待するよ、で(私が)払うよ

もしくは

Yo invito y yo pago

ヨ インビト イ ヨ パゴ

私が招待するよ、で(私が)払うよ

のように組み合わせる事もできて、

こうすれば招待するだけではなく、払う気もあるよと言えるので無難です。

なのでこれらをうまく組み合わせるのをオススメします。

Me toca

ここから紹介するのは、誘う時よりかは、例えばレストランで食べ終わって、お会計のタイミングで使えるものです。

Me toca (pagar)
メ トカ (パガル)
(払うのは)私の番だよ/私の番です
スペイン語で-払うのは-私の-番

💡このフレーズは訳通り、「払うのは私の番 」という意味で、

この場合「払う」という意味の「Pagar」は省略して使います。

以前奢ってもらって、今回は奢らせてください🙋‍♂️というニュアンスで使えます。

これも直接的ではないので使いやすいですし、お会計の時にサラッと言えたらカッコいいです😎

Déjame pagar

これもお会計の時に使えるフレーズです。

カジュアル
Déjame pagar
デハメ パガル
(私に)払わせて
スペイン語で-私に-払わせて
フォーマル
Déjeme pagar
デへメ パガル
(私に)払わせてください

💡フレーズの意味も訳通りで「私に払わせて」なので結果、「奢らせて」になるフレーズです。

相手に気を使わせたくなくて「是非奢らせて」と言いたい時に使えます。

結構直接的な言い方なので、「奢るよ~🙋‍♂️」「いやいや、私が奢るよ~🙋‍♀️」みたいに軽くもめた時などに使われることが多いかなと思います。

Yo me encargo

このフレーズは直接「奢るよ」の意味にはなりませんが、ネイティブはよく使います。

Yo me encargo
ヨ メ エンカルゴ
私に任せて/私に任せてください
スペイン語で-私に-任せて

💡このフレーズも直訳通り「私に任せて」で、「私に(支払いを)任せて」のニュアンスで「奢るよ」と言えるものです。

もちろん、お会計だけではなく、仕事などでも「私に任せて」として使えるので覚えると便利ですね!

これもお会計の時に言えるとカッコいいです😎

「奢ってよ」になるフレーズ

今度は「奢ってよ」に当たるフレーズを紹介します。

ここもカジュアルとフォーマルに分かれるので一応両方紹介しますが、

よっぽどのことがない限りフォーマルの方は使わないと思うので、カジュアルな方だけを覚えるのもアリです。

¿Me invitas?

カジュアル
¿Me invitas?
メ インビタス
(私に)奢ってくれる?
スペイン語で-奢ってくれる
フォーマル
¿Me invita?
メ インビタ
(私に)奢ってくれますか?

💡これも先程の「招待する」になる「Invitar」の動詞の活用で、「Me invitas」「(私に)あなたが奢る」になります。

それを質問っぽく言うことでお願いしている感じが出ます。

発音のポイントとしては「Invitas」の語尾をちょっと上げて強調して発音します。

カジュアルとフォーマルの違いは「Invitas」の「s」があるかないかだけです。

ただ使うとしたらカジュアルが多いので特に「¿Me invitas?」を覚えておきましょう

🚩実はこれは1番最初に紹介したフレーズと同じ形で、

というのも、それらは「Te」「Le」で始まって「君に」「あなたに」の意味でしたが、

ここは「Me」になって、これで「私に」になるという仕組みがあります。

ただ「奢る」である「invitas」が活用が変わってるので注意ですが、

仕組みを少しでも理解した方が覚えやすいと思うので、ちょこっと解説しました。

仲の良い人に使うのであればこのフレーズをオススメします!

Invítame

カジュアル
Invítame
インビタメ
(私に)奢って
スペイン語で-奢って
フォーマル
Invíteme
インビテメ
(私に)奢ってください

💡直訳も「奢って」命令形なのでこのフレーズを使うのはあまりおススメしません…

こんなに直接的に「奢って」なんて言うとおこがましい感じもしますよね…

一応ここもカジュアルとフォーマル両方紹介していますが、

目上の人に「奢ってくださいよー」なんて失礼でほとんど言いませんよね。

なのでカジュアルな方しかほとんど使われないと思います。

よっぽど仲が良いか、ジョーク交じりで使うことはあります。

仲が良くて、信頼している人にだけ使ってください!

💡これや、前の「奢ってくれる?」を使うなら基礎フレーズの記事で紹介した「お願い」「お願いします」である「Por favor」を最後に足して使うと少し親切になります。

🚩「奢って」とはちょっと反れますが、このフレーズがあまり感じ悪く聞こえない使い方が一つあって、

それが例えば2人で何かを食べている時の「ちょっとちょうだい」「ちょっと分けてよ」になる使い方です。

以前紹介した「少し」を付け足して:

Invítame un poco

インビタメ ウン ポコ

ちょっと分けて/ちょっとちょうだい

という風な使い方があって、ネイティブはよく使いますし、もちろんこれも仲の良い人同士の会話によく出てきます。

Te toca

これは先程の「Me toca」の逆バージョンで、よく一緒に出掛けたり、奢り合ったりしている人同士でよく使われます。

カジュアル
Te toca (pagar)
テ トカ (パガル)
(払うのは)君の番だよ
スペイン語で-あなたの番
フォーマル
Le toca (pagar)
レ トカ (パガル)
(払うのは)あなたの番ですよ

💡このフレーズも訳通り、「払うのは君/あなたの番 」という意味で、この場合も「払う」という意味の「Pagar」は省略して使います。

この前奢ったから「今回は奢ってよ」というニュアンスで使えます。

これもほとんどの場合仲の良い人同士の会話で出てくるので、フォーマルな方はあまり使われないと思います。

まとめ

「奢るよ」になるフレーズ:

レストランなど主に誰かを誘う時に使うフレーズ
カジュアル
Te invito
テ インビト
直訳:君を招待する
お金に関して使う時は:君に奢るよ
フォーマル
Le invito
レ インビト
直訳:あなたを招待します
お金に関して使う時は:あなたに奢りますよ
Yo invito
ヨ インビト
直訳:私が招待する
お金に関して使う時は:私が奢るよ
Yo pago
ヨ パゴ
私が払うよ/私が払います
「Te invito」の招待なのか奢りなのかの曖昧さを解消したい時は「私が払う」になる「Yo pago」を付け足すことができる

🚩例えばお店に行く前に:

Te invito y yo pago

テ インビト イ ヨ パゴ

君を招待するよ、で(私が)払うよ

もしくは

Yo invito y yo pago

ヨ インビト イ ヨ パゴ

私が招待するよ、で(私が)払うよ

のように組み合わせると◎

お会計の時に使うフレーズ
Me toca (pagar)
メ トカ (パガル)
(払うのは)私の番だよ/私の番です
カジュアル
Déjame pagar
デハメ パガル
(私に)払わせて
フォーマル
Déjeme pagar
デへメ パガル
(私に)払わせてください
Yo me encargo
ヨ メ エンカルゴ
(払うのは)私に任せて/私に任せてください

「奢って」になるフレーズ:

カジュアル
¿Me invitas?
メ インビタス
直訳:(私を)招待してくれる?
お金に関して使う時は:(私に)奢ってくれる?
フォーマル
¿Me invita?
メ インビタ
直訳:(私を)招待してくれますか?
お金に関して使う時は:(私に)奢ってくれますか?
カジュアル
Invítame
インビタメ
直訳:(私を)招待して
お金に関して使う時は:(私に)奢って
「ちょっとちょうだい」のニュアンスでも使われる
フォーマル
Invíteme
インビテメ
直訳:(私を)招待してください
お金に関して使う時は:(私に)奢ってください
カジュアル
Te toca (pagar)
テ トカ (パガル)
(払うのは)君の番だよ
フォーマル
Le toca (pagar)
レ トカ  (パガル)
(払うのは)あなたの番だよ
・ほとんどの場合仲の良い人同士の会話で出てくるので、フォーマルな方はあまり使われない

・命令形の「Invítame」などには「Por favor」= 「お願い」を付け足すと少し親切になる

今回もいろいろなフレーズを紹介しましたが、似ている所があったりして比較的覚えやすいと思います。

最初の「奢るよ」の項目のフレーズは今回紹介した方法で自然に言えると大分スマートですので是非覚えて使ってみてください!

どのフレーズを早速使ってみたいですか?是非コメント欄で教えてください!

ではまた!¡Hasta luego!

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