スペイン語で「本当は…」「実は…」~本音や事実を伝えたい時のフレーズ~

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¡Hola a todos!

My Spanish Schoolリチです🙋‍♂️

正直に物事を伝えるって大事ですよね!

今回は「本当は…」「実は…」などと自分の本心を伝えるだけではなく、何か物事の事実を伝えるフレーズを紹介します。

なので今回のフレーズはネイティブもよく使い、色々な場面で役に立つものばかりです!

動画でも簡単に説明しているので発音が聞きたい方は是非チェックしてみてください↓

目次

はじめに

今回紹介するフレーズはどれも文の一番最初に使うので、細かい違いや、使い方が分かりやすいように次のフレーズと組み合わせて例文を作っていきます:

Yo me comí tu manzana
 メ コミー トゥ マンサーナ
私が君のリンゴを食べちゃった
スペイン語で-リンゴ

「Yo me comí」の部分がちょっと特殊ですが意味は「私が食べた」で、「tu manzana」「君のリンゴ」になります。

「実は・・」になるフレーズ

まずは「実は・・」と訳せるフレーズから見ていきます!

La verdad…

La verdad…
ラ ベルダッ
実は・・

💡このフレーズが「実は・・」の意味に一番近くて、「本当は・・」という意味でもあります。

というのも、「Verdad」という単語が「本当」「事実」という意味なんですね。

そして「La」は英語で言う「The」に当たるので、この場合「正真正銘の事実」のニュアンスにさせる役割を持ってると言えます。

それを是非覚えておいてください!

💡発音のコツは「Verdad」の最後の「d」「ッ」にして発音するとネイティブっぽく聞こえます!

それについて詳しく説明している記事もあるので、是非合わせて読んでみてください↓

🚩フレーズと組み合わせると:

La verdad yo me comí tu manzana

ラ ベルダッ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

本当は私が君のリンゴを食べちゃった

スペイン語で-本当は

La verdad es que…

更に先程のフレーズにちょっと付け足してニュアンスを変えることもできます。

La verdad es que...
ラ ベルダッ エス ケ
事実は…

💡先程の「La verdad」「es que」が追加されました。こうすることで「La verdad」「事実」という意味になって、「es」が英語のBe動詞に当たる「である」「que」「・・は」の部分になる関係代名詞なって、訳が「事実は…」になるんですね

🚩早速フレーズと組み合わせると:

La verdad es que yo me comí tu manzana

ラ ベルダッ エス ケ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

事実は私が君のリンゴを食べちゃったということです。

スペイン語で-事実は

💡今回紹介するフレーズのほとんどが、隠していた事を告白する時によく使われますよね。そんな時には「Lo siento」などの謝罪のフレーズを付け足すことが多いと思います。

すると:

La verdad es que yo me comí tu manzana. Lo siento

ラ ベルダッ エス ケ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ ロ スィエント

事実は私が君のリンゴを食べちゃったということです。ごめんね

他にも組み合わせることができる謝罪フレーズを別の記事で紹介しているので是非合わせて読んでみてください↓

付け足す場所はどちらかというと最後に付け足す方が多いですが、フレーズの最初でも最後でもOKです。

En realidad…

次は、本当の事を話す時だけではなく、何かの状態や事実を伝える時にも使えるものです。

En realidad...
エン レアリダッ
実際は・・

💡このフレーズの場合、訳は「実際は・・」が近いです。

なぜなら「realidad」というのは「現実」という意味で、最初の「en」は英語の「in」に相当してこの場合「に」と訳せるので、直訳だとこれは「現実には・・」っというフレーズになるんです。

なのでこれは自分の事を話すフレーズとして使ってもいいですし、話している人が何か勘違いしている場合に「いやぁ実際は・・だよ🙋‍♂️」と伝えられるフレーズにもなります。

なのでそこの微妙なニュアンスも是非覚えてみてください!

🚩組み合わせると:

En realidad yo me comí tu manzana

エン レアリダッ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

実際は私が君のリンゴを食べちゃったんだ

「実を言うと・・」になるフレーズ

次は「実を言うと・・」の意味になるフレーズを紹介します。

でここは少し長い2つのタイプのフレーズを紹介しますが、互いに共通点があるので覚えると便利です!

Sinceramente…

Sinceramente...
スィンセラメンテ
実を言うと・・

💡これが「実を言うと・・」に近いフレーズになります。

「互いに共通点がある」と言ったのはなぜかと言うと、これに似た形のフレーズをもう一つ紹介して、更にこのフレーズの最初⇒「sincera」の箇所を次の項目でも使います。

この「Sinceramente」は、少しだけフォーマルで改まった感じがするフレーズです。

🚩フレーズと組み合わせると:

Sinceramente yo me comí tu manzana

スィンセラメンテ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

実を言うと私が君のリンゴを食べてしまったんだ

スペイン語で-実を-言うと

Honestamente…

次は先程に形が似ているフレーズです

Honestamente
オネスタメンテ
本音を言うと・・

💡先程のSinceramente」「Sincera」の部分が変わってHonestamente」になりました。

「Honesta」の部分は「本音」「正直な人」という意味なので結果、「本音を言うと・・」の訳になるんです。

何か隠していたことを正直に話す時だけではなく、会話の中で意見の違いがあった時に自分の意見(本音)を言いたい時にも使えるものです。

🚩組み合わせると:

Honestamente yo me comí tu manzana

オネスタメンテ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

本音を言うと私が君のリンゴを食べたんだ

特殊でネイティブな表現

次に特殊だけどとてもネイティブな表現を紹介していきます。そして、前の項目のフレーズと共通点があります。

Siendo sincero/a…

ここも同じ訳で「実を言うと・・」になるフレーズなんですが、先程のフレーズを受け継いだ、「sincera」という単語を使います。

ただここはその前に「Siendo」という単語を付け足してフレーズが完成です。

Siendo sincero/a...
スィエンド スィンセロ/ラ
実を言うと・・

💡このフレーズが特殊のカテゴリーに入る理由は、1つ面倒な事があるからで、この「sincera」だけだと形容詞なんですね。そして形容詞の場合、指す人の性によって変わるんです。

というのもこのフレーズの直訳を言うと「(私が)誠実な人になると・・」なんです。直訳だと特殊な感じですよね😅

ただその分ナチュラルで、しかもこれで自分のことを指しているのが分かるかと思います。ネイティブはよく使うフレーズですね。

そしてこの様にaで終わる場合は自分が女性である時に使えて、男性である場合、語尾が「oに変わって「Siendo sinceroと言うのが正しくなるんです。

でも「なんか面倒🤯」と思う場合は、前の「Sinceramente」などを使ってもいいです。

ただこれはカジュアルやフォーマルの感じもなく、自分の事について言っていていつでも使える様なものです。

🚩フレーズと組み合わせると:

Siendo sincero/a yo me comí tu manzana

スィエンド スィンセロ/ラ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

実を言うと君のリンゴを食べてしまったのは私なんだ

スペイン語で-誠実な人

ちなみにこのフレーズも、何かを正直に告白する時だけではなく、自分の意見をはっきり言いたい時にも使えます。

Siendo honesto/a

Siendo honesto/a
スィエンド オネスト/タ
本音を言うと・・

💡これも先程の項目のHonestamente」から「Honesta」だけを取って、「正直な人」という意味の形容詞になった単語に「Siendo」を付け足して直訳が「(私が)正直な人になると…」 になるんです。

訳は先程と同じで「本音を言うと・・」として使えます。

これも男性が言うか、女性が言うかで語尾が変わるのでそこだけ注意してくださいね!

🚩組み合わせると:

Siendo honesto/a yo me comí tu manzana

スィエンド オネスト/タ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

本音を言うと私が君のリンゴを食べちゃったんだよね

スペイン語で-正直な人

もちろんこのフレーズも、何かを正直に告白する時だけではなく、自分の意見をはっきり言いたい時にも使えます。

まとめ

「実は・・」になるフレーズ:

 本当の事を話す時だけではなく、何かの状態や事実を伝える時にも使える 
La verdad…
ラ ベルダッ
実は・・/本当は・・
La verdad es que…
ラ ベルダッ エス ケ
事実は・・
En realidad…
エン レアリダッ
実際は・・
 発音のコツは「…dad」の最後の「d」を「ッ」にして発音するとネイティブっぽく聞こえる

🚩例:

La verdad yo me comí tu manzana

ラ ベルダッ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

本当は私が君のリンゴを食べちゃった

隠していたことを正直に言う時は謝罪の言葉を最後に付け足すことができる

「実を言うと・・」になるフレーズ:

少し改まったフォーマルな感じがするフレーズでもある
Sinceramente…
スィンセラメンテ
実を言うと・・
Honestamente…
オネスタメンテ
本音を言うと・・
何か隠していたことを正直に話す時だけではなく、会話の中で意見の違いがあった時に自分の意見(本音)を言いたい時にも使える

🚩例:

Honestamente yo me comí tu manzana

オネスタメンテ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

本音を言うと私が君のリンゴを食べたんだ

特殊でネイティブな表現:

前の項目のフレーズが変化して形容詞になったものを使っている
Siendo sincero/a
スィエンド スィンセロ/ラ
直訳:(私が)誠実な人になると・・
訳:実を言うと・・
Siendo honesto/a
スィエンド オネスト/タ
直訳:(私が)正直な人になると・・
訳:本音を言うと・・
男性が言うか、女性が言うかで語尾が変わる

カジュアルやフォーマルの感じもなく、自分の事について言っていて、いつでも使える様なフレーズ

🚩例:

Siendo sincero/a yo me comí tu manzana

スィエンド スィンセロ/ラ ヨ メ コミー トゥ マンサーナ

実を言うと君のリンゴを食べてしまったのは私なんだ

何かを正直に告白する時だけではなく、自分の意見をはっきり言いたい時にも使える

今回の表現はどれも人との仲を深めるのに重要なものだと思うので、是非自然に使えるように練習してみてください!!

そして今回紹介したフレーズの中から一つ選んでコメント欄に自分の意外な特技を教えてください!

僕の場合は:

La verdad me gusta cocinar.

ラ ベルダッ メ グスタ コスィナル

実は料理するのが好きです

ではまた!¡Hasta luego!

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