スペイン語で「お邪魔します」「失礼します」「どうぞ」ネイティブが使う自然な表現

【ゼロからの文法レッスン】を行っています
詳しくは➡こちらの動画⬅ から
¡Hola a todos!
My Spanish Schoolのリチです🙋♂️
今回紹介するフレーズは「お邪魔します」や「失礼します」そして「どうぞ」になるフレーズです。
「お邪魔します」に関しては意外と日本語特有ですよね!
ただスペイン語でもこの場合、「失礼します」の表現の中で「お邪魔します」として使えるものがあったりするので、それを重視して紹介していきます!
今回も間違いなく使える表現なので使えそうなものから選んで覚えてみてください!
動画でも紹介しているので、発音を聞きたい方は是非チェックを↓
目次
「失礼します」になるフレーズ
まずは特に使える「失礼します」に当たるものからです。
Con permiso
まずは「失礼します」という意味でありながら「お邪魔します」としても使えるフレーズです。
Con permiso
コン ペルミーソ
①「失礼します」
②「お邪魔します」
③「お邪魔しました」

💡「Con」は「・・と」という訳で、英語の「with」に当たります。
それと「permiso」の意味は「許可」です。
なのでニュアンスは「あなたの許可のもとに」と言っている感じで、これが結果、日本語の「失礼します」に凄く近いんです。
🚩例えば、道を通りたくて少しどいてもらいたい時や電車やバスで人の隣に座る時などに使える「失礼します」や、
🚩誰かの家やどこかに入る時に使える「お邪魔します」にもなるんですね。
ただ、これだけではなくて
🚩更には場所を去る時に言う「お先に失礼します」要するに「お邪魔しました」としても使えるんです。
でこの「お邪魔しました」の場合は
別の記事で紹介したフォーマルな別れの挨拶と一緒に使う事もできて、更に自然な表現になるのでそちらも合わせて読んでみてください!
というこでこれは超絶丁寧、なだけではなく、凄く便利なフレーズになんです!
💡実は「permiso」の箇所だけでも使われることがあって、凄く自然な表現になります。
ただ、これだけの場合は1つ目の意味の「失礼します」になるので、
特に道を空けてもらいたい時などに「ちょっといいですか」「どいて貰えますか」のニュアンスになるので
使い道は限定されますが、少しラフに言いたい時に使えます!
一つだけ覚えたいなら、この「Con permiso」をおススメします。
Disculpe
このフレーズは「失礼します」としてだけ使えるものです。
カジュアル
Disculpa
ディスクルパ
ちょっと失礼/ちょっとごめん
フォーマル
Disculpe
ディスクルペ
失礼します/すみません

💡このフレーズの元々の意味は「すみません」で声をかける時や、謝罪の表現として別で詳しく紹介しています。
これは「失礼します」としても使えるので覚えると便利です!
⚠一つ注意点として、これはカジュアルとフォーマルに分かれます。語尾の「pa」が「pe」に変わります。
カジュアルだとフレーズの意味は「ちょっとごめん」や「ちょっと失礼」と言っている感じです。
Voy a pasar
これは自分が道を空けてもらいたい時に「ちょっといいですか」「どいて貰えますか」と言いたい時のフレーズになります。
Voy a pasar
ボイ ア パサル
ちょっと通ります

💡このフレーズは訳通り「(私が)通ります」なので道を空けてもらいたい時に一言言うと礼儀正しくなります。
別の使い方はできないので限られてしまいますが、例えば先程の「すみません」になる「Disculpa/e」と組み合わせると更に丁寧で便利になります。
Disculpa/pe, voy a pasar
ディスクルパ/ぺ ボイ ア パサル
すみません、ちょっと通ります

Voy pasando
これは先程のフレーズのバリエーションです。
Voy pasando
ボイ パサンド
ちょっと今通ってます

💡これも訳通り、道を空けてほしいと伝えるフレーズです。
💡先程の「Voy a pasar」との違いとしては、「Voy a pasar」は「今から通るよ」というニュアンスで、「Voy pasando」は「今通ってます」という意味になるので、
例えば
人ごみに入る前に言うなら「Voy a pasar」、人ごみの中で道を空けてほしい時は「Voy pasando」を使うような感じです。
「お邪魔します」になるフレーズ
この場合、オフィスや誰かの家などに入る時に使うフレーズです。
ここで紹介する以外にも、「いってきます、ただいま」の記事で紹介した「もう着いたよ」になるフレーズも使えるのでそちらもチェックしてみてください。
Gracias por la invitación
Gracias por la invitación
グラシアス ポル ラ インビタスィオン
招待してくれてありがとう

💡これは訳通り、誰かに誘われて着いた場所に入る時に「招いてくださってありがとう」「招待してくれてありがとう」という意味になります。
日本語の「お邪魔します」ほど万能ではないですが、このフレーズ一言を言って入ると、とても好感度アップです!
「どうぞ」になるフレーズ
Adelante
一番日本語の「どうぞ」に近いフレーズです。
Adelante
アデランテ
「どうぞ」
(お入りください/・・始めていいですよ)

💡このフレーズは「どうぞ」とだけ訳して覚えた方がいいです。
なぜならその訳がすごく合っていて、「お入りください」として、そして「・・始めていいですよ」の意味でも使えたりするので日本人の方はこのフレーズはすぐにマスターできるはずです!
💡特に2つ目の意味である「・・始めていいですよ」として使える証明としていただきますの記事でこれを「お召し上がりください」としても紹介しました。
なのでこの「Adelante」は凄く便利なんです…
が!
1つ弱点があるとすると、1つ目の意味の「お入りください」としてだと、カジュアルな場面では少し硬いので次に紹介するフレーズをおススメします。
Pasa
カジュアル
Pasa
パサ
(どうぞ)入って

フォーマル
Pase
パセ
(どうぞ)入ってください
💡このフレーズの意味は「入って」でこの意味でしか使えませんが、逆にカジュアルな時だけ使えるものです。
というのも実際フォーマルな形にする場合は「Pase」になりますが、これらは少し命令口調なので、
ラフに言う場合は「Pasa」、丁寧に言う場合は先程の「Adelante」が凄く親切なので使い分けてみてください!
まとめ
「失礼します」になるフレーズ:
Con permiso コン ペルミーソ | ①失礼します ②お邪魔します ③お邪魔しました |
カジュアル Disculpa ディスクルパ | ちょっと失礼/ちょっとごめん |
フォーマル Disculpe ディスクルペ | 失礼します/すみません |
Voy a pasar ボイ ア パサル | ちょっと通ります |
Voy pasando ボイ パサンド | ちょっと今通ってます |
一つで3つの意味があって、万能に使えるのが「Con permiso」 🚩道を通りたくて少しどいてもらいたい時や電車やバスで人の隣に座る時の「失礼します」 🚩誰かの家やどこかに入る時の「お邪魔します」 🚩更には場所を去る時の「お先に失礼します」⇒「お邪魔しました」
「お邪魔します」になるフレーズ:
Gracias por la invitación グラシアス ポル ラ インビタスィオン | 招待してくれてありがとう(ございます) |
誰かに誘われて着いた場所に入る時に「招いてくださってありがとう」「招待してくれてありがとう」という意味で使う
「どうぞ」になるフレーズ:
Adelante アデランテ | どうぞ (お入りください/・・始めていいですよ) |
カジュアル Pasa パサ | (どうぞ)入って |
フォーマル Pase パセ | (どうぞ)入ってください |
ラフに言いたい場合は「Pasa」改まってフォーマルな意味であれば「Adelante」の方がナチュラル
今回は色々なシチュエーションで使い分けるフレーズがありましたが、
無理せずオススメなものから覚えてみましょう!
そして関連している他の記事もリンク付けされているので組み合わせて使ってみてください!
ではまた!¡Hasta luego!