スペイン語で「レッツゴー!」「行くよ!」~応援したり、急かす時のフレーズ~
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¡Hola a todos!
My Spanish Schoolのリチです🙋♂️
今回紹介する「レッツゴー」や「行こう!」になるフレーズについてですが、
例えば英語で「レッツゴー」と言ったら「さぁ行こう!」ですよね。
スペイン語でもこの言葉に当たるある程度有名なのがあって、特にサッカー好きなら知ってる可能性が高いのですがそれが「Vamos」という単語です。
ただ「Vamos」って意外と色々な意味を持っているので、今回はそこから説明もしますし、
実はこれだけではなくて他にも「レッツゴー」や「行くよ!」あとは「急いで!」にあたるフレーズだったり、地域別に使われるものも紹介します。
どれもネイティブが普段使うような便利なものばかりです。
動画でも簡単に説明しているので是非チェックしてみてください↓
目次
「レッツゴー」になるフレーズ
まずは「レッツゴー」として一番使われるフレーズになります。
Vamos
Vamos
バモス
頑張れ!/レッツゴー/行こう
このフレーズ、実は凄い万能です。
💡直訳は「(私たちが)行く」になりますが、「Vamos」は1つで色々な意味をカバーします。
一つずつ解説していくと:
①スポーツ観戦時の応援
まずはスポーツの応援をする時に「Vamos」と言うと「頑張れ!」や「いけ~!」になります。
なのでサッカー観戦で聞いたことがあるかもしれません。
②背中を押すフレーズ
「Vamos」は背中を押すフレーズでもあります。
ただこれに関しては基本的に他の言葉を足して使う感じです。
🚩例えば「君ならできるよ」を足すと:
Vamos, tú puedes
バモス トゥ プエデス
大丈夫、君ならできる
になるので 「Vamos」が「大丈夫」という意味になったわけです。
要は他のフレーズを足せばスポーツ以外でもある意味、応援フレーズや励ますフレーズとしても使えるわけですね。
③「緒に行く?」・「行こう!」になる
「一緒に行く?」や「行こう!」になるというのは、
「レッツゴー」や「いこう!」と急かしたり、誘うフレーズとしても使えますが、聞くこともできるんです。
なので1つの単語で簡単な会話(?)が出来ちゃいます:
¿Vamos?
バモス
(一緒に)行く?
と聞かれて
¡Vamos!
バモス
行こう!
と答えるともう立派な会話が成立します!
発音の違いとして、聞く時は「Va」の部分を少し伸ばして強調して発音して、
答える時は「Va」を少し伸ばして強調して発音します。
この「vamos」とても使い勝手がいいので、一つだけ覚えるならこれをおススメします。
今回紹介した3つの使い方も是非把握しておいてください!
「急いで」の意味で「レッツゴー」
今度は「急いで」という意味で「レッツゴー」や「行こう!」になるものを紹介します。
実際この意味でも一応「Vamos」が使えるので今回1つだけ覚えたい場合はその単語だけでOKです。
ただ「急いで」と伝えたい場合は、「¡Vamos!」「行くよ!」と少し強く言う必要があるので
そうはしたくない時に「急いで」になるものを紹介します。
De prisa・Andando
Andando
アンダンド
行くよ!
De prisa
デ プリサ
早く!
💡両方とも「急いで」と訳せますが、細かいニュアンスで訳すと
「De prisa」が「早く!」で「Andando」の方が「行くよ!」という意味になります。
💡違いを説明すると、例えばどこかに行く時に:
「De prisa」はもう向かって出発した時で
「Andando」がまだ出てもいない、動いてもいない時
という感じで分けられるので「早く!」と「行くよ!」で訳せるんです。
感覚というかニュアンスの話ですが、この違いを把握して覚えてみてください!
🚩更にこの2つに先程の「Vamos」を足すこともできます。
Vamos, de prisa
バモス デ プリサ
早く!行こう!
Vamos, andando
バモス アンダンド
ほら、行くよ!
この場合、意味だけを見ると「行くよ行くよ!」になりますが、使い方としては「ほら、行くよ!」の訳の方が分かりやすいと思います。
このように組み合わせて使うと、相手をもう少し急がせる事ができますし、これなら強く言う必要もないです。
是非使ってみてください!
Marchando
Marchando
マルチャンド
行くよ!
💡直訳は「行進している」という意味になって、「Andando」と似ている使い方になります。
このフレーズも「早く歩き始めてよ」や「もう行くよ」みたいなニュアンスです。
ただこれは「Andando」よりちょっと改まった感じもします。
💡「Vamos」と組み合わせる以外にも、
Marchando, marchando
マルチャンド マルチャンド
行くよ!行くよ!
このように2回、3回繰り返して言うだけで急かしている感を出すこともできます。
Retirada
Retirada
レティラダ
撤退~!
💡これは直訳も「撤退」になって、軍隊で使われそうなフレーズなんですね。
これはこれからどこかに行く時の「行くよ!」というよりかは、もうすでにどこかにいて、面白おかしく「帰るよ」や「戻るよ」と言いたい時に使います。
ジョーク交じりなフレーズなので、親しい友達や家族といる時などに使ってください。
スペインとメキシコで使われるフレーズ
ここまで教えたものはスペイン語圏のどこでも使えるもので凄い便利なんですが、
実は国によってはまた別のものが主流だったりします。
なので今度はスペインとメキシコで使われる「レッツゴー」になるフレーズを見ていきましょう。
これらは少しカジュアル寄りです。
なので無難に行きたい場合は先程まで教えたものを使ってもいいと思いますが、
出来るかなと思えてきたらこれらを使ってください。
スペイン
Venga
ベンガ
メキシコ
Ándale
アンダレ
実を言うとこれらは「レッツゴー」とはまた少し違う意味で使われたりもしますので、
それはまた各国のスラングなどを紹介する時にまとめます。
いずれにせよ「レッツゴー」や「行こう!」や「急いで!」の意味を持っているフレーズです。
なのでこの2つに関しては現地に行った時にネイティブが必ず使うのでその時に困らない様に覚えておいてください。
まとめ
万能な「レッツゴー」になるフレーズ:
Vamos
バモス
頑張れ!/レッツゴー/行こう
使い方:
①スポーツ観戦時の応援で「頑張れ!」や「いけ~!」の意味で使える
②他のフレーズを付け足して背中を押すフレーズにもなる
🚩例えば「君ならできるよ」を足すと:
Vamos, tú puedes
バモス トゥ プエデス
大丈夫、君ならできる
③「一緒に行く?」と聞いて「行こう!」と答える
¿Vamos?
バモス
(一緒に)行く?
と聞かれて
¡Vamos!
バモス
行こう!
と答える
「急いで」になるフレーズ:
De prisa デ プリサ | 早く! ↳もう向かっている時 |
Andando アンダンド | 行くよ! ↳まだ出てもいない時 |
Marchando マルチャンド | 行くよ! |
Retirada レティラダ | 撤退~! ↳すでにいる場所から戻る、帰る時 |
スペイン Venga ベンガ | レッツゴー!/行こう!/急いで! |
メキシコ Ándale アンダレ | レッツゴー!/行こう!/急いで! |
・「De prisa」と「Andando」は「Vamos」と組み合わせて使うと、冷たくならずに相手をもう少し急がせる事ができる ・他にも「Marchando, marchando」のように二回、三回繰り返して言うと急かしている感が出る ・「Venga」と「Ándale」は違うニュアンスでも使われるので注意
今回は特にネイティブがよく使うので聞き取れるよう知っておいた方がいいフレーズもいくつか紹介しました。
全て覚えきれなくても「Vamos」だけでも多様に使えるので是非ニュアンスを理解して使ってみてください!
どのフレーズは聞いたことありますか?どれを早速使ってみたいですか?是非コメント欄で教えてください!
ではまた!¡Hasta luego!