スペイン語で「なんとなく」~ネイティブが使う自然なフレーズをシチュエーション別に紹介~

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¡Hola a todos!

My Spanish Schoolリチです🙋‍♂️

人のアクションの9割以上が無意識に、反射的に行っているって知っていましたか?

ということは「なぜ聞くの?」「なぜそうしたの?」と言う質問に対して「なんとなく」と答えてしまうのが自然で多くの人がそうするわけです。

本当に特に理由はなかったり、答えを濁したくて「なんとなく」と答えたい時だってありますよね。

というわけで今回はスペイン語でも困らないよう、ネイティブがよく使う自然な表現を紹介していきたいと思います。

動画もあるので発音が聞きたい方は是非チェックしてみてください↓

目次

「なんとなく」になるフレーズ

まずは「なんとなく」として一番万能なフレーズを紹介したいと思います。

この「なんとなく」自体、少し冷たい言葉なのでこれだけ使うと嫌な奴と思われてしまうかもしれないので

場面ごとに使えるフレーズも紹介しますのでそこでバリエーションを付けてみてください。

Nada especial

Nada especial
ナダ エスペスィアル
特別なことは全くない
スペイン語で-特別なことはない

💡「Nada」「全く」「全くない」として訳せます。

そして「especial」これで連想する英単語はないですか?「special」に似てますよね。

意味も同じで「特別」なので、このフレーズの直訳は「特別なことは全くない」になって、ニュアンス的には「特別な理由は全くない」の感じで結果、「なんとなく」になるわけです。

カジュアルやフォーマルで分かれないので幅広く使えます。

🚩更に今回は次のフレーズを最初に付け足すと尚自然な表現にすることができます:

No sé
ノ セ
分からない/知らない

これは色々な「わかりません」の言い方を紹介した記事に出てきたもので、そちらも是非見てほしいのですが、「分からない」や「知らない」と言う意味なので、これをフレーズの前に付け足すと:

No sé, nada especial

ノ セ ナダ エスペスィアル

わからない、なんとなく

スペイン語で-分からない-なんとなく

これで凄くネイティブっぽく「なんとなく」が言えるようになります!

この「No sé」は今回紹介する全てのフレーズの前にも付け足すことができます。

というのも、ここの「Nada especial」だけ覚えてもいいのですが、一番いいのはどう聞かれたかに従ってそれに合った「なんとなく」という返事をすることだからです。

「なぜそうしたの?」に答えるフレーズ

「なぜそうしたの?」と聞かれて「なんとなく」と答えたい時のフレーズを紹介します。

あとは「なぜそれ選んだの?」「なぜそれ買ったの?」となぜ自分が特定のアクションを起こしたのかと聞かれてそれに「なんとなく」として答えられるものです。

Porque sí

Porque sí
ポルケ スィ
そうだから
スペイン語で-そうだから

💡ニュアンスは「そうだから」なんですが、「Porque」というのが理由を述べる「・・だから」で、

「Sí」はスペイン語で「はい」とか「そう」という意味なんですね。

「だってそうなんだもん」というニュアンスでも使われます。

🚩実際これだと少し冷たいので、これにも「わからない」という意味の「No sé」を前に付け足してみてください。

No sé, porque sí

ノ セ ポルケ スィ

さぁ?そうだから

※訳はわざと「さぁ?」に変えています。日常的な会話で自然に出てきそうな感じですよね。

「なぜそう思うの?」に答えるフレーズ

今度は何か自分が意見を述べて、「なぜそう思ったの?」のような質問に対しての「なんとなく」になるものです。

Porque me parece

Porque me parece
ポルケ メ パレセ
そう思うから
スペイン語で-そう思うから

💡ニュアンス的には「そう思うから」になるのは、「Porque」が先程と同じで理由を述べる時の「・・だから」で、「Me parece」「そう思う」という意味なんです。

💡ちなみに、このフレーズは現在形なので、例えば「そう思ったから」のように過去形で言いたい場合はちょっと変わって:

Porque me pareció
ポルケ メ パレスィオ
そう思ったから

「parece」「pareció」に変わっただけです。バリエーションを付けたい方は是非これも覚えてみてください

🚩2つとも最初に「No sé」を付けることができます。

No sé, porque me parece

ノ セ ポルケ メ パレセ

分からない、そう思うから

No sé, porque me pareció

ノ セ ポルケ メ パレスィオ

分からない、そう思ったから

これでもう少し自然に親切になります。

「なぜ聞くの?」に答えるフレーズ

相手に何か聞いて、「なんで聞くの?」と聞き返された時に使える「なんとなく」になるものです。

Solo preguntaba

Solo preguntaba
ソロ プレグンターバ
聞いただけ
スペイン語で-聞いただけ

💡直訳は「聞いただけ」になります。でもニュアンス的には「なんとなく聞いただけ」になるんですね。

というのも「Solo」「・・だけ」という意味で「Preguntaba」「聞いた」という意味で過去形になっています。

ちなみに、別の過去形である点過去「Pregunté」も知っていれば使えます。

でも線過去と点過去の区別がややこしいと思う場合は「Solo preguntaba」だけ覚えておいてください。

🚩あとはこれにも「No sé」を付けて:

No sé, solo preguntaba

ノ セ ソロ プレグンターバ

分からない、聞いただけ

と更に自然にすることを是非、意識してみてください!

💡実は「なんとなく・・しただけ」になるこの「Solo+過去形の動詞」の組み合わせは結構便利で、

ここでは「聞いただけ」になる「Preguntaba」を使いましたが、

例えば「なんでそんなこと言ったの?」のような質問に対して「なんとなく」と言いたい時は、「聞いただけ」の部分を「言っただけ」に変えて

No sé solo decía

ノ セ ソロ デスィア

分からない、なんとなく言っただけ

他にも「見ただけ」「読んでただけ」など色々なシチュエーションに合わせて変えることができます。

この項目からはちょっと反れてしまいますが、是非知っている動詞の過去形を当てはめて練習してみてください。

まとめ

「なんとなく」になるフレーズ:

万能に使えるNada especial
ナダ エスペスィアル
特別なこと(理由)は全くない
「なぜそうしたの?」に答えるPorque sí
ポルケ スィ
そうだから
「なぜそう思うの?」に答えるPorque me parece
ポルケ メ パレセ
そう思うから
「なぜそう思ったの?」に答えるPorque me pareció
ポルケ メ パレスィオ
そう思ったから
「なぜ聞くの?」に答えるSolo preguntaba
ソロ プレグンターバ
聞いただけ
全てのフレーズの前に「わからない」という意味の「No sé」を付けると更にナチュラルで親切なフレーズになる

🚩例:

No sé, nada especial

ノ セ ナダ エスペスィアル

分からない、なんとなく

「なんとなく・・しただけ」になるこの「Solo+過去形の動詞」の組み合わせは便利で、「聞いただけ」の部分を「言っただけ」「見ただけ」「読んでただけ」など色々なシチュエーションに合わせて変えることができる

🚩例:

No sé solo decía

ノ セ ソロ デスィア

分からない、なんとなく言っただけ


今回はあえてバリエーションを付ける為に複数のフレーズを紹介しましたが、無理なく覚えたい場合は1つ目のフレーズだけでも覚えてみてください。

実際ナチュラルでネイティブも使うものなので大丈夫です。

皆さんはどれを使うか是非コメントで教えてください!

ではまた!¡Hasta luego!

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