実は知らないうちにスペイン語を使っている!?普段から使われているスペイン語

【ゼロからの文法レッスン】を行っています
詳しくは➡こちらの動画⬅ から
¡Hola a todos!
My Spanish Schoolのリチです🙋♂️
スペイン語って実は普段から色々なところで使われていて、いくつかは勉強中で知っているかもしれません…
が!
実は想像以上に沢山あるんです!
僕も何個かは初めて知って驚きました!😱
しかもスペイン語の一つの単語だけではなくて、フレーズまでを普段から使ってる場合もあるんです。
他にも周りをよく見てみると意外なところでスペイン語が使われているかもしれませんね!
では早速紹介します!
動画でも簡単に紹介しているので是非チェックしてみてください↓
目次
サッカーチームの名前
まずは、勉強中の人なら1個や2個は気づいたかもしれませんが、
日本のプロサッカーチーム、Jリーグのチームには沢山スペイン語が使われているんです!
🚩例えば
⚽横浜Fマリノス

「マリノス」は「Marinos」と書いて【船乗り】と言う意味になります。
⚽セレッソ大阪
「セレッソ」は「Cerezo」と書いて【桜】という意味です。
⚽柏レイソル
「レイソル」は「reysol」と書きます。
このままでは存在しない言葉ですが、二つに分けると【王】を意味する「rey」と【太陽】を意味する「sol」 があって【太陽の王】として「レイソル」と言う造語を作ったそうです。
⚽北海道コンサドーレ札幌
「コンサドーレ」は「consadole」と書きますが、「consado」は 北海道出身の人を指す【道産子】の逆さ読みしたもの、
それにプラス、スペイン語の「掛け声」でもあり、ラテン語っぽい言う意味で「ole」が付けられ出来たそうです。
⚽東京ヴェルディ
「ヴェルディ」は「Verdy」と書いて、オフィシャルのページ情報では、チームカラーをイメージして、スペイン語とポルトガル語で【緑】と言う意味の「Verde(ヴェルデ)」に由来して作ったそうです。

⚽アビスパ福岡
「アビスパ」は「avispa」と書いて意味は【蜂】です。

⚽ジュビロ磐田
ジュビロは「Júbilo」と書いて、ポルトガル語とスペイン語で【歓喜】を意味する「júbilo」にちなんだそうです。

⚽大宮アルディージャ
アルディージャは「Ardija」と書きますが、スペイン語で【リス】と言う意味の「Ardilla」から作った造語です。
ローマ字表記になっているということですね。
と言うのも、リスは今のさいたま市である、大宮市が1990年に定めたマスコットだからだそうです。
プロサッカーのチームだけでも沢山ありましたよね!
各チームのロゴにもちゃんとスペイン語単語の意味が含まれていますよね!
普段から聞くカタカナ単語
次に、普段から聞くカタカナが実はスペイン語だった!😱
ということでいくつか紹介します。
まず一つ目に、なんと!
カラムーチョ

クセになる美味しさで人気のスナック菓子ですよね。
カラムーチョの「カラ」は「辛い」から来ていますが、「ムーチョ」はスペイン語の【沢山、すごく】の意味があり、
カラムーチョはスペイン語と日本語で【すごく辛い】の意味になります。
実際味もそうですよね。
(ちなみにですが、ネットでカラムーチョの由来を少し調べると、この「mucho」が「沢山やすごく」ではなくて、「もっと」という意味でなぜか説明されていますが、それは少し違います。「もっと」なら「más」があります。騙されないでください😅)
ナタ・デ・ココ

タピオカの人気上昇で存在が薄くなったであろうナタデココですが、これは有名なフィリピン発祥の伝統食品です。
スペイン語で「ナタ」「nata」は液体表面上にできる【皮膜】で、
「ココ」「coco」は【ココナッツ】
間の「デ」「de」は【日本語の「〜の」、英語の「of」】に当たるので、
【ココナッツの上澄み皮膜】と言う意味になって「ナタデココ」と言った瞬間あなたは知らずにれっきとしたスペイン語を話しているわけになるんです。
ちなみに、フィリピン発祥ですよね?
なぜスペイン語なのかと言うと、かつてフィリピンはスペインの植民地だったからなんです。
カルタ

昔によく遊ばれていたカルタ遊びですが!
実はスペイン語とポルトガル語で「カルタ」「carta」は【カード】の意味を持ち、ヨーロッパで似たような遊びがあったからその名がつけられました。
UNO‐ウノ
次もカードゲームで、みなさんご存知のウノ!

最後の一枚が残ったら「ウノ!」と言いますよね!
これはなぜかと言うと、スペイン語で「Uno」は【数字の1】だからなんです。
スペイン語で「Uno (1), Dos (2), Tres (3), Cuatro (4)」のウノです!
…ん?クアトロ?🤔
クアトロピザ
みなさんクアトロピザは知ってますよね?

四つの味を楽しめるお得感のあるピザですが、「クアトロ」は【数字の4】の意味を持ちます
厳密に言うと、ピザですので、イタリアからこの名前が来ていますが。イタリア語で「数字の4」は「quattro」、スペイン語でも「cuatro」です!
スペイン語はイタリア語やポルトガル語にすごく似ていますよね!
スペイン語ができるとすごくお得なんですよ🤩
と言うのも、例えば僕はイタリア人が話していることは半分ぐらい聞き取れて、友達のブラジル人などとはお互いの言語、要するに僕がスペイン語、相手がポルトガル語を使いながら会話ができちゃうんです。
想像がつかないかもしれませんが、できちゃうんです!
「スペイン語が話せたら他の言語も話せるようになる」の記事よかったらみてみてください。
パン

昔日本では、パンを指す言葉は「蒸餅」「麦餅」「麦麺」など色々な表記がありましたが、
現代の日本語では実はスペイン語「pan」やポルトガル語「pão」の「パン」が由来になっています。
ドン
芸能界のドンとか言いますよね。

日本でこれは、業界のお偉いさんなどに付けられたりしますが、
元々スペイン語で目上の人などに付ける敬称です。
英語で言う「Mr.」とほぼほぼ同じです!
さらに豆知識ですが、この「Don」を名前の前に付けないで名詞として使うと「先天的な才能」の意味を持ちます。
ガスト
次はなんと有名なチェーン店ガストです!

「ガスト」という店名は、「gusto」と書いてスペイン語の名詞で【味】を意味していて、
(さらにgustoを動詞にしてみると、「気に入る」と言う意味になります)
「ガスト」と言っているのは英語風に発音しているからだそうです。
(ちなみにこれもネットで調べると「おいしい」とされていますが微妙に違います😅)
カステラ
次は甘くておいしいカステラです

カステラはポルトガル人宣教師によって室町時代に長崎に伝えられました。
これは現在スペインのイベリア半島に存在した「カスティーリャ王国Castilla」から来ていて
「Castilla」のお菓子のポルトガル語発音が「カステラ」で「Castella」
その後、長崎カステラとして独自改良され日本特有のものになったと言う感じです。
漢字やひらがなだけど由来はスペイン語だった単語
煙草

嘘みたいな話ですが、実は「煙草」の語源は、スペイン語の「tabaco」です。
タバコ自体はだいぶ前に南米のアンデス山脈で栽培されたのが起源で、
15世紀らへんにアメリカ大陸からヨーロッパに伝えられたものなんですが、
それ以前からスペインでは薬草類を「tabaco」と呼んでいたそうです。
合羽‐カッパ
なんと次は雨の時に使う合羽です。

「カッパ」はカタカナでもよく書きますが、
実はポルトガル語とスペイン語の【マント】を意味する「capa」からきている外来語です。
16世紀ごろに、日本に来航したポルトガル人やスペイン人が着ていたものが今のスタイルになったそうです。
天ぷら
さて次はなんと天ぷら!

これは和食だし、完璧に日本語な感じですが、語源からみると実は外来語なんです!
実際のところは諸説あって、
ポルトガル語の【調理】を意味する「tempero」
スペイン語の【お寺】や【聖なる場所】を意味する「templo」に由来するそうです。
(スペイン語・イタリア語の「témporas」【天上の日】もそうみたいです。)
おじや
今度はなんと「おじや」

雑炊に似たおじやですが、この語源も諸説あるようです。
一番有力なものとしてスペイン語で【深鍋】の意味を持つ「olla」「オジャ」から来ているのではないかと言われています。
スペイン語⇒英語⇒日本語になった単語
言葉が元はスペイン語から来ていて、英語になって、その後日本でも使われるようになった言葉もいくつかあるんですね。
ギター・カスタネット
それがスペインの伝統的な踊りであるフラメンコでよく使われるギターとカスタネットです。

スペイン語では「guitarra」「ギターラ」と「castañeta」「カスタニェタ」と言われますが、両方スペイン発の楽器だと言われています。
ブービー賞

これはボウリングなどのスポーツ競技で最下位もしくは最下位から2番目の人に与えられる、ある意味不名誉な称号ですが、
これもスペイン語の「bobo」「ボボ」【のろま】から英語になって、その後日本でも使われるようになったとのことです。
キャラメル

そしてキャラメル…これも英語ですが、この単語はフランス語の「caramel(カラメル)」が英語に入ったものなんです。
が!
フランス語の「caramel」も元はスペイン語とポルトガル語の【甘いもの】と言う意味の、「caramelo(カラメロ)」からの借用語なんです。
スペイン語が使われている地名
では最後に南アメリカやスペイン以外でも日常的にスペイン語が使われている国や地域って沢山あるんですね。
そのうち一番有名なのがアメリカです、現在スペイン語を話す人が5千万人ほどいるアメリカなんですが、元々、いくつかの地域はスペイン領だったんです。
そのため皆さんも行ったことがあったり、聞いたことがある地名や州が実の所スペイン語から来てるものが多いんです。
ロサンゼルス – Los Ángeles
ロサンゼルスは「Los Ángeles」書いて、意味は【天使たち】や【複数の天使】のことを指します。
「Angel=天使」で「Los」は複数形の男性名詞につける冠詞です!
フロリダ ‐ Florida
フロリダは「Florida」と書いて、【花が咲いている】という意味を持ちます。
コロラド – Colorado
コロラドは「Colorado」と書いて【紅葉している】の意味を持ちます。
ネバダ – Nevada
ネバダは「Nevada」と書きますが、意味としては【雪が積もった】です。
ラスベガス – Las Vegas
最後に有名なラスベガス、こちらはネバダ州にある都市ですが、
こちらもロサンゼルスに似た形で、「Las Vegas」と書いて、「Vega」の意味が【肥沃な平野】(肥沃=作物がよく育つ)なので、
「Las Vegas」は【肥沃な平野が沢山ある地域】という意味になりますね。
ちなみに「Las」は複数形の女性名詞につける冠詞です。
実は他にも車やマンションや会社名や色々な製品の名前にもスペイン語が使われています。
キリがないぐらいですが、結構身近にあるので是非探してみてください。
ちょっと賢くなったんじゃないかな!とか面白かった🤓と思ってくれれば嬉しいです!
普段知らないうちに使っているスペイン語単語、他に見たことがあるもの、思いつくものがあれば是非コメント欄で教えてください!
ではまた!¡Hasta luego!