スペイン語で「ちょっと待って」の色々な言い方4つ
【ゼロからの文法レッスン】を行っています
詳しくは➡こちらの動画⬅ から
¡Hola a todos!
My Spanish Schoolのリチです🙋♂️
今回も日常会話で使いどころがありすぎるフレーズを紹介します!それが「ちょっと待って」です!
意外と「ちょっと待って」や「少しお待ち下さい」などって自分が使うだけではなくて、電話や公共の場所などでも自分に言われることがありますよね。今回は自分が言う場合でも、誰かに言われた時でもしっかり対応できるようになるのが目標です!
今回はほとんどが「待つ」って動詞の命令形をベースにして他の単語を組み合わせてフレーズを作っていくのでロジカルにパズルのようにフレーズを覚えられるはずです。
Youtubeの動画でも簡単に説明しているので、こちらも是非チェックしてみてください↓
ではいきましょう!!
目次
「待つ」の命令形:「Espera」
まずはベースとして「待つ」の命令形を覚えます。
命令形と言うと「待て!」になるかと思うかもしれませんが、そんなことはなくて、日本語の「待って」と「待ってください」と同じ感覚です。
カジュアルの「待って」は:
Espera
エスペラ
「待って」
目上の人に言う「待ってください」の場合は:
Espere
エスペレ
「待ってください」
「え?違いあるの?」🤔
って一瞬思うぐらい似てますよね。唯一の違いはカジュアルが「a」で終わって、フォーマルは「e」で終わるという所です。
誤差ではありますが、使う時に失礼にならないためにも違いを把握しておくと良いですね!
実はこの2つを覚えるだけでも十分なぐらいです。というのも、2回繰り返してニュアンスを少し変えることもできちゃいます。
💡例えばカジュアルに
Espera espera
エスペラ エスペラ
と言うと、「待って待って😫」と少し慌ててる感じが出ます。
それと同じことが言えるのがフォーマルの
Espere espere
エスペレ エスペレ
「ま、待ってください😫」みたいな感じで大分自然です。
💡さらに追加で「お願いします」って意味の「por favor」を付け足すこともできます。
カジュアルとフォーマルで形は変わりませんし、これで更に親切な言い方になります。
カジュアル:
Espera por favor.
エスペラ ポル ファボル
「お願い、待って」
フォーマル:
Espere por favor.
エスペレ ポル ファボル
「お願いします、待ってください」
少なくともこの「Espera」と「Espere」は確実に覚えてみてください。
「少し待って」と言いたい時
今度は、先ほど覚えたフレーズに「少し」って単語を追加します。
2つ紹介しますが、「Espera」と「Espere」の後に追加するものです。
一つ目が、意味は「少しの間」の:
un momento
ウン モメント
「少しの間」
次に:
un segundo
ウン セグンド
「ほんの少し」
これの直訳は実際「一秒」になるんですけど「一秒待って」なんて無理じゃないですか😅軽い嘘ですよね😅
でも、これでニュアンスが「ほんの少し」になるわけです。
💡これらは英語の「one moment」と「one second」にある程度形が似てますし、意味は全く同じです。
ではこれらに先程のフレーズを組み合わせてみます。
カジュアルな「待って」だと:
Espera un momento.
エスペラ ウン モメント
「少しの間待って」
Espera un segundo.
エスペラ ウン セグンド
「ほんの少し待って」
フォーマルの「待ってください」だとこうなります:
Espere un momento.
エスペレ ウン モメント
「少しの間待ってください」
Espere un segundo.
エスペレ ウン セグンド
「ほんの少し待ってください」
ここで重要なのは「un momento」と「un segundo」を覚えることですね。この2つはある程度英語にも似てて、かつ使い勝手も一番いいので紹介してるんですけど…
実際他にもあります↓
追加できるフレーズ | 例: |
Un rato ウン ラト 「少しの間」 | Espera un rato. エスペラ ウン ラト 「少しの間待って」 |
Un ratito ウン ラティト 「ほんの少しの間」 | Espera un ratito. エスペラ ウン ラティト 「ほんの少しの間待って」 |
Un minuto ウン ミヌト 「一分」 | Espera un minuto. エスペラ ウン ミヌト 「一分待って」 |
(例はカジュアルな形ですが、どれもカジュアル/フォーマルで使えます。)
💡更に先程の様に「お願いします」って意味の「por favor」を最後に追加するともっと親切になります。
「おいていかないで」と言いたい時
ニュアンスを少し変えてみましょう。「おいていかないで」の意味になるフレーズです。
カジュアル:
Espérame
エスぺラメ
「おいていかないで」
フォーマル:
Espéreme
エスペレメ
「おいていかないでください」
実は「me」って句を付けただけです。
文法の軽い説明をしますが、こうすることで目的語の人称代名詞っていう動詞のアクションが自分を指す様に出来るんですね。
なので、直訳が「私を待って」ですが、ニュアンスが「おいていかないで」になります。
少しややこしく感じるかもしれませんが、実際ベースのフレーズに「me」を追加しただけでニュアンスを変えることができるんです!
💡余談なんですが、なぜこれらには点のようなアクセントマーク(´)が付いているかというと、ベースの「espera」と「espere」とのアクセント箇所の発音が変わらないようにするためなんです。
けどピンとこないと思うのでアクセントのルールを教えている記事&動画があります。すごく規則的で簡単なので、是非そちらもチェックしてみてください。
💡もちろんこれにも「お願いします」である「por favor」を付け足せます。
では、最後のフレーズです!
「待ってくれる?」と言いたい時
「待ってくれる?」と疑問形になるものです。
最後に少し難しい形を紹介します。これは出来たらでいいので、覚えてみてください。
難しいと感じるかもしれないのは、最初に紹介したベース「Espera」と「Espere」じゃないからです。
その代わりにこれらの元の形である「待つ」という動詞の原形:
Esperar
エスペラル
を使います。
疑問形にするには、「Podrías」という単語を入れます。
💡この「Podrías」は、英語の「Could you」のことです。ただ、スペイン語では主語を省略する事が普通なので、「you」にあたる単語が省かれています。
すると:
カジュアル:
¿Podrías esperar?
ポドリアス エスペラル
「待ってくれる?」
フォーマル:
¿Podría esperar?
ポドリア エスペラル
「待ってくれますか?」
実際あんまり形も変わりませんよね。
💡「待ってくれる?」という疑問形のフレーズなので、最後のアクセント「rar」の所を伸ばすように発音してみてください。
この聞き方だと凄く親切になるので余裕が出来たら覚えてみてください!
💡しつこいですが、当然これにも「お願いします」という意味の「por favor」を付け足すことができます。
まとめ
ベースになる「待つ」の命令形 カジュアル: Espera エスペラ 「待って」 フォーマル: Espere エスペレ 「待ってください」
💡 2回繰り返すと慌ててる感じになります。
「少し待って」にしたい場合「Espera」と「Espere」の後に付け足せるのが: 🔹un momento ウン モメント 「少しの間」 🔹un segundo ウン セグンド 「ほんの少し」 🔹un rato ウン ラト 「少しの間」 🔹un ratito ウン ラティト 「ほんの少しの間」 🔹un minuto ウン ミヌト 「一分」
「おいていかないで」になるフレーズ: ベースのフレーズの最後に「me」を足して、 カジュアル: Espérame エスぺラメ 「おいていかないで」 フォーマル: Espéreme エスペレメ 「おいていかないでください」
💡直訳は「私を待って(下さい)」だけど、「おいていかないで」のニュアンスで使えます。
「待ってくれる?」と疑問形で言いたい場合: カジュアル: ¿Podrías esperar? ポドリアス エスペラル 「待ってくれる?」 フォーマル: ¿Podría esperar? ポドリア エスペラル 「待ってくれますか?」
🚩より親切な言い方にするには、どのフレーズにも「por favor」= 「お願いします」を最後に付け足します。
MSSでは簡単に、フレーズを色々組み合わせながらパズルのようにスペイン語を学んでいってほしいです!そしてそのスペイン語学習のサポートをしていきたいと思っています!
今回もフレーズが多数ありましたが、無理してすべて覚える必要はないので自分に合ったものを選ぶといいといいですよ!
コメント欄で皆さんならどれを特に使うか是非教えてください!!
ではまた!Hasta luego!